UP Studioの便利機能で、靴のヒールを綺麗に出力する!
3Dプリンターで曲面を出力するテストに、靴ヒールを3Dプリントしてみました。
ヒールのように中空のデータは、サポート材が生成されます。
UPシリーズで使われるUP Stidioは、サポート材の生成を得意としているので
その辺もご紹介したいと思います。
機種 | UP BOX |
積層ピッチ | 0.15mm |
素材 | ABS |
時間 | ボルト:2時間 |
プリントで便利なUP Studio
まず、3DCADのFusion360で、ヒールのデータを作ります。
女性用の靴のヒールは、複雑な曲面になるので、綺麗にプリント出来るでしょうか。
STLデータをUP Studioに読み込みます。
UP Studioは、スライサーとプリント設定の両方が出来るソフトですが
他にも便利な機能があります。
例えば、プリントの品質を決める積層ピッチやプリントの密度を
簡単に設定することができます。
今回は、積層ピッチを1.5mmに、プリント密度は低めにします。
さらに、UP Studioにはサポート材のつき方がわかるプレビュー機能があります。
サポートによって造形物の品質が変わるので、とても便利な機能です。
サポート材を綺麗に剥がすコツ
UPシリーズは、サポート材が簡単に剥がれるのも特徴の一つです。
ヒールは2時間ぐらいでプリントできました。
中空構造のため、サポート材が付きますが大半の部分は手ではがせます。
殆どは手ではがせますが、少しだけサポート材が残りました。
残った部分は、デザインナイフで剥がします。
ホームセンターに売っている、刃先が変えられるタイプが便利です。
積層ピッチは1.5mmですが、ヒールのプリントはかなり滑らかに仕上がりました。